KDEのPrinterはCUPSです。

 最寄りのウェブブラウザで、127.0.0.1:631をURIに入力します。一番上のタブで管理を選択。プリンターの追加ボタンを押します。ユーザー名とパスワードを入力。

SambaのPrinterは楽

 ここからは楽です。なぜなら、ノートPC2つめ(wpserver)は、Sambaでプリンタ共有をしているので、CUPS1.7.2は発見してくれます。発見された。

hp deskjet 5600 @ wpserver(HP HP Deskjet 5600 Color Inkjet Printer)

 をチェックして、続けるボタンを押します。次に名前と説明が自動で入るので、続けるボタンでOK.お次はドライバの選択。hplipが元から入っているので、ちゃんとHP Deskjet 5650があります。最後にデフォルトオプションの設定ボタンで終わりです。
 メンテナンスー>テストページの印刷をしてチェック。大丈夫です。
 とまあ、楽になっているのはいいんですが、どうしてそうなったのかとか、新しくつけるにはどうするのかなども少し書いておきます。

Web Printer Server

 NPC2のとおり、UBUNTUでは、USBのPnPで、自動的にプリンタは認識されます(特にHP製のPrinterは、hplipというlinux向けのソフトがあり、うまくつながりやすいです。)。私は、HP deskjet-5650を持っていますので、これを、常時ONとなっている、Web Printer ServerにUSBでつないでいます。つないだ時点で、認識され、ドライバも入り、使える状態になります。

ネットワーク プリンタとして

 ネットワークプリンタとして使うには、CupsとSambaの2通りの方法があります。また、Cupsは、デスクトップシステムでのプリンタの設定としても使われます(ちょっとややこしいですね。PuppyやKDEでは、Cupsを、デスクトップシステムでのプリンタの設定として使っています。)

Cups

 Web Printer Severでは、NPC2のとおり、直につないだプリンターが、既にCupsに登録されているので、これを共有する設定となっています。(http://127.0.0.1:631でCupsを開いて、(上のタブ)管理→(右側)サーバーにある、このシステムに接続されているプリンターを共有にマークをつけます。確か、user nameとpasswordを聴かれたはずなので、打ち込みます)
 クライアント側では、CupsのURI=http://wpserver/printers/deskjet-5600(詳しくはサーバ側で確認できます)をネットワークプリンタとして設定し、認識され、ドライバを選択することで、利用できるようになります。

Samba

 そもそも、Web Printer Serverでは、Webページの保守等と、音楽ファイルのバックアップのため、Sambaをつかって、いわゆる共有フォルダが利用できるようにしてありました。また、SambaではPrinterも共有できるようになっており、NPC2-140809:SAMBA経由のプリンタ共有の通り、設定して共有が可能になりました。
 Sambaのプリンタ共有は積極的なようで、ローカルネットにつながっているだけで、Ubuntuをインストールすると、何もしなくても、プリンタが設定されているほどです。
 今回の場合も、KDEのプリンタ設定としてのCupsが比較的新しいもののようで、Sambaのプリンタを自動的に探し出してくれました。
 ちなみに、Puppy lunuxでは、Sambaを検索してくれなかったので、Cups接続になっています。


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Last-modified: 2015-10-23 (金) 22:49:54