#freeze
*インバーターについて [#da1019bd]
車はDC12V。ATX規格のパソコンは動きません^^;当然~
 300W級の電源を確保すれば、パソコン関係の電化製品は一通りつなげるでしょう。
 では、AC100Vにすればいいのです。そのために、''インバーター''なるものがあるのですが、いろいろと容量があるんです。インバーターをいろいろと探してみて判ったこと。~
- ''150W''ぐらいまでのインバーターなら、シガーソケットから給電OK~
- ''300W''以上だと、バッテリー直結が必要。~
 電圧が低いので容量取りは気をつけないといけません。12Vでは、150Wで12.5A,300Wで25Aですから、納得がいきます。~
 ま、ATX動かすなら、300Wもあればいいでしょう。キャンプとか、釣とかでも、電源使えると便利だし。
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*サブバッテリーについて [#ee5ee6f3]
 次に、インバーターのつなぎ方。
 単純にクルマのバッテリーに直結しちゃうと、停車時にパソコンを使って、バッテリーが上がってしまった場合、もうクルマが使えません;;そこで、サブバッテリーを使うのです。~
 でも、サブバッテリーが上がってしまうと、パソコンが止まるなんていうのは、いけません。ナビにならないからねぇ。~
 だから、コントローラーで、メイン(クルマの)バッテリーとサブバッテリーを上手くつないでもらって、何とかします。~
 市販のアイソレーターを使うという手もありますが、クルマのほうにあまり手をかけたくありませんでしたので、自作しました^^
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&attachref(SBC(CD)2.jpg,zoom,640x480);~
 VR1,VR2は多回転半固定型を使いました。リレーは12Vで、十分な接点の大きさのものを使いました。リレーだけなら40Aぐらいは十分持つでしょう。また、25A分の電圧降下等を考えると、5sq程度のケーブルでつながないといけません。~
 動作は、結構簡単です。''ACCが13.0Vになると何秒か後にリレーが入って、12.0Vになると即座に切れます。''つまりは、エンジンが回って、充電可能そうなときにつなぐということです。~
 ACCはシガーソケットからとりました。クルマのバッテリーからは40Aのフュージブルリンクでつなぎます。この回路はタバコ位の大きさに組めますから、助手席のダッシュボードに余裕で入りました。^^~
&attachref(DSCF5783-1.jpg,zoom,640x480);~
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 意外と面倒なのがエンジンルーム内の配線です。~
&attachref(DSCF0018.JPG,zoom,640x480);~
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&attachref(DSCF0024.JPG,zoom,640x480);~
 きちんと、コルゲートチューブ(でしたっけ?)でチャンと包んで、助手席の前の穴から車内に入れます。通すのが面倒ですが、専用の工具?(線をつかんでくれる針金みたいなの^^;)があり、重宝しました。~
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 配線の関係は[[ここ:http://www.amon.co.jp/index.html]]で調べると便利です^^~
*インバーターのスイッチは車内に持ってくる。 [#k8397612]
 インバーターはトランク内のケースに、パソコンとサブバッテリーと一緒に収めました。~
&attachref(DSCF5790.JPG,zoom,640x480);~
 インバーターのON/OFFは、インバータについたスイッチで行われますが、半田付けでスイッチ部分の配線を取り出して、0.25sq程度のケーブルで車内に取り出しました。運転席の手元に小さなロッカスイッチをつけて、これにつないでいます。~
&attachref(DSCF5782.JPG,zoom,640x480);~
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&attachref(クリップボード01.jpg,zoom,640x480);~
 これで、300WまではAC100Vが出せます。~
作業中、蚊に食われたので、キンチョウリキッドをAC100Vで使ったり^^。夜間作業に電灯をつけたり・・100Vがあると便利です^^。~

*電源を自動でOFFにする。 [#b77c925b]
 CAR−PCを使ってみて、不便なのが、''車を降りるときにシャットダウンを待たないといけない''ということです。せっかくお友達と愉しくドライブしてるのに、直ぐに降りられないというのはどうもちょっと;;。~
 そこで、''パソコンのシャットダウンを検出してインバーターの電源を切る''ようにしました。~
 使うのは、[[パソコン用の連動タップ:http://www.rakuten.co.jp/sanwadirect/601710/601718/]]です。これは、USBの電源を確認して、リレー接点がONするものです。この動作は、一度パソコンをONにすれば、リレーがコンタクトして、パソコンの電源が切れればリレーがノーコンタクトするのです。ですから、このリレーを、インバーターのON/OFFコントロールスイッチに並列につなげば、シャットダウンの間にインバーターONを維持してくれて、パソコンの電源が切れれば、インバーターはOFFになるというわけです。~
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 このフォトカプラでUSBの電源を検出してるんですね。~
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&attachref(DSCF4816.JPG,zoom,640x480);~
 リレー接点を使うので、基板を改造します。~
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&attachref(DSCF4823.JPG,zoom,640x480);~
 テストなので、ちょっと汚いですが、とりあえず、元の箱に収めてしまいます。~
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&attachref(DSCF2200.JPG,zoom,640x480);~
 つないで、テストしてみました。パソコンをシャットダウンする前に、インバーターのスイッチをOFFにして、パソコンをシャットダウンします。ちゃんと、シャットダウンを待って、パソコンの電源OFFと同時にインバーターが切れました^^。~
 乗り降りの時に、シャットダウンを待たないので、大分楽になりました。良かった(・∀・)。~

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