車はDC12V。ATX規格のパソコンは動きません^^;当然
300W級の電源を確保すれば、パソコン関係の電化製品は一通りつなげるでしょう。
では、AC100Vにすればいいのです。そのために、インバーターなるものがあるのですが、いろいろと容量があるんです。インバーターをいろいろと探してみて判ったこと。
次に、インバーターのつなぎ方。
単純にクルマのバッテリーに直結しちゃうと、停車時にパソコンを使って、バッテリーが上がってしまった場合、もうクルマが使えません;;そこで、サブバッテリーを使うのです。
でも、サブバッテリーが上がってしまうと、パソコンが止まるなんていうのは、いけません。ナビにならないからねぇ。
だから、コントローラーで、メイン(クルマの)バッテリーとサブバッテリーを上手くつないでもらって、何とかします。
市販のアイソレーターを使うという手もありますが、クルマのほうにあまり手をかけたくありませんでしたので、自作しました^^
VR1,VR2は多回転半固定型を使いました。リレーは12Vで、十分な接点の大きさのものを使いました。リレーだけなら40Aぐらいは十分持つでしょう。また、25A分の電圧降下等を考えると、5sq程度のケーブルでつながないといけません。
動作は、結構簡単です。ACCが13.0Vになると何秒か後にリレーが入って、12.0Vになると即座に切れます。つまりは、エンジンが回って、充電可能そうなときにつなぐということです。
ACCはシガーソケットからとりました。クルマのバッテリーからは40Aのフュージブルリンクでつなぎます。この回路はタバコ位の大きさに組めますから、助手席のダッシュボードに余裕で入りました。^^
意外と面倒なのがエンジンルーム内の配線です。
きちんと、コルゲートチューブ(でしたっけ?)でチャンと包んで、助手席の前の穴から車内に入れます。通すのが面倒ですが、専用の工具?(線をつかんでくれる針金みたいなの^^;)があり、重宝しました。
配線の関係はここで調べると便利です^^
インバーターはトランク内のケースに、パソコンとサブバッテリーと一緒に収めました。
インバーターのON/OFFは、インバータについたスイッチで行われますが、半田付けでスイッチ部分の配線を取り出して、0.25sq程度のケーブルで車内に取り出しました。運転席の手元に小さなロッカスイッチをつけて、これにつないでいます。
これで、300WまではAC100Vが出せます。
作業中、蚊に食われたので、キンチョウリキッドをAC100Vで使ったり^^。夜間作業に電灯をつけたり・・100Vがあると便利です^^。
CAR−PCを使ってみて、不便なのが、車を降りるときにシャットダウンを待たないといけないということです。せっかくお友達と愉しくドライブしてるのに、直ぐに降りられないというのはどうもちょっと;;。
そこで、パソコンのシャットダウンを検出してインバーターの電源を切るようにしました。
使うのは、パソコン用の連動タップです。これは、USBの電源を確認して、リレー接点がONするものです。この動作は、一度パソコンをONにすれば、リレーがコンタクトして、パソコンの電源が切れればリレーがノーコンタクトするのです。ですから、このリレーを、インバーターのON/OFFコントロールスイッチに並列につなげば、シャットダウンの間にインバーターONを維持してくれて、パソコンの電源が切れれば、インバーターはOFFになるというわけです。
このフォトカプラでUSBの電源を検出してるんですね。
リレー接点を使うので、基板を改造します。
テストなので、ちょっと汚いですが、とりあえず、元の箱に収めてしまいます。
つないで、テストしてみました。パソコンをシャットダウンする前に、インバーターのスイッチをOFFにして、パソコンをシャットダウンします。ちゃんと、シャットダウンを待って、パソコンの電源OFFと同時にインバーターが切れました^^。
乗り降りの時に、シャットダウンを待たないので、大分楽になりました。良かった(・∀・)。
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